遺族の心が傷つく意外な言葉

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サンデー毎日の2021年2月7日増大号にも遺族外来の記事が掲載されていました。

この記事の中で、埼玉医大の大西医師とともに遺族ケアを行なっている公認心理士の石田准教授の「言ってはいけない5つの言葉」が印象的でした。

遺族に言ってはいけない5つの言葉

  1. 「がんばってね」「あなたがしっかりしないとダメなのよ」
  2. 「元気?」「落ち着いた?」「気持ちの整理はついた?」
  3. 「元気そうね」
  4. 「あなたより大変な人はいるのよ」「あなたままだマシ」
  5. 「あなたの気持ちは分かる」

これらの言葉がけは有害だとのこと。

励ましや慰めのつもりでかけた言葉でも、かえって傷つけてしまうそうです。

どこがだめなのかという説明もありました。

1、無責任で目的不明な言葉。

「がんばって」を言い換えると「あなたはやるべきだ。私は手伝わないけれど」。発言した本人が手伝うという含意がなく、遺族が辛くなるのは当然。

2、二者択一の閉じた質問

「元気です」「落ち着きました」「整理が着きました」という返事を暗に期待していて、発言者が自分の興味や関心を満たすための質問であって、援助ではない。そしてまだ「元気でない」「落ち着いていない」「整理がついていない」自分を再確認してしまうワード。

3、芸面だけ見て心まで評価することば

遺族は机上に振る舞っていることも多く、外面だけを見て心の内側まで評価するべきではないとのこと。

4、過小評価することば

遺族が悲しみを打ち明けた時にかけられがちな言葉で、死別の悲しみに優劣をつけ、相手の悲しみを過小評価している。

5、発言者の自己満足でしかない言葉

大切な人との死別は「私」と「あなた」という二人称の関係性にある。しかし「気持ちはわかる」という人は故人とは三人称の関係なので、出過ぎた共感の押し付けにしかならない。

この記事に書かれていることが、わかる立場にいます。

で、これまでを振り返ってみると、かけられた言葉に

少なからず嫌な思いや反発、反感を感じたことが多々ありました。

また、そう思う自分に「なんて心がせまいのだろう」

と落ち込むことも。

でも。

それは、私の心が狭いからではなく

かけられた言葉がNGだったんだ…。

ほんのちょっぴり救われたような気持ちになれる記事でした。

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